建築の現場のいろんな出来事
講演会フライヤー
夫婦で楽しみにしておりました
第3回伊丹十三賞受賞記念 内田樹氏講演会
『伊丹十三と「戦後精神」』

松山コミュニティーセンター 
カメリアホールにて
開催されました。

事前に申し込んだ人は
ほとんど入場できるはずだったのですが
参加証ハガキが届いたときには
正直、うれしゅうございました。

自由席なので
早めに前めの席に陣取っていました
通路を挟んで
私たちの斜め後方には、

伊丹十三賞の選考委員でもあります
建築家の『中村好文』さんも
前々回の受賞者
『糸井重里』さんの講演に続いて
わざわざ、かけつけておられました。
近くの席でちょっぴり感激。
(ちなみに前回の受賞者『タモリ』さんは講演をされていません)

冒頭では
館長の『宮本信子』さんから
親しみを込めて
『内田樹』氏を紹介されております

さて
『内田樹』氏とはどんな人物なのか?
正直、私は「ほぼ日刊イトイ新聞」の
『みんなの家』に登場する
まだ1軒も家を建てたことのない建築家に、
設計依頼をした不思議なお施主さん
と言う認識しかありませんでした。

経歴を調べてみても
東大出身の「思想家」で「随筆家」で
さらには「合気道の達人」で
なぜ、伊丹十三賞を受賞されたのかも
全然、わからないままでの参加でしたので
逆に、
前評判も原作もわからないままで
映画を観る時のような
期待感に満ちた講演会でした。

講演を聴きながら
必死でメモったモノを見ても
ミミズの這ったような
意味不明な言葉を綴っただけの文章には
信憑性に疑いがありますので

正確な講演内容は
やがてコチラに掲載していただけるとの事なので
ご関心のある方は
是非、そちらにてご確認をいただくとして

私の感想としては
難しい言葉を巧みに操りながら
たぶん文章で読み返さないと
理解できないような話なのに
不思議に頭の悪い私にも
何となく伝わってくる様に語ってくれるところは
講演のプロフェッショナル(事実ですよね)
おそらく
「頭のイイ人だから出来る芸当なんだなぁ」
と、感心?しながら聞き入ってました。

途中で
「もう、お腹いっぱい」的なところもありましたが
『戦後精神』と言う
難しそうなテーマでしたけれど、

「コレが言いたかったことなんだろうなぁ」
ってところは
しっかり理解出来たような気がします。

「なぜ、誰も語ろうとしなかった
伊丹十三論について、あえて論じようとするのか?」とか

『大江健三郎』氏について語るくだりについては
「こんなこと言っちまって大丈夫か俺?」的な
危ない橋を渡るような部分は
何の事だかわからずに聞いてましたけど
「なんだか面白そうな話」として
楽しませていただきました。

佇まいそのものに
人としての『質』がにじみでているような伊丹氏が、
私たちに何を伝えたかったのか?

むしょうに「ヨーロッパ退屈日記」に秘められた
日本人として守るべき精神論を
読み解いてみたくなりました。

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メッセージ
地方都市松山の
小さなインテリアデザイン事務所と、
頑張りやの若い大工さんと、
お施主さん
の3人4脚で作り上げた、
フランスの片田舎にあるような趣を
イメージした住宅が、
ただいま、
表紙
PLUS1HOUSING 別冊ナチュラアルインテリアの家に暮らしたい
style2(主婦の友社)
に掲載されていますので、
是非ごらんになっていただけたら幸いです。



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新設いたしました。
コチラもよろしくお願いします。
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