(森田先生によるお手本を見せていただいているところ)
先日の記事からの続きです。
行きつけのおうどん屋さんで
お腹を満たした私たちは
草木染め教室の会場
讃岐公渕森林公園管理事務所に
移動してまいりました。
さっそく私は
当日の自分の役割を確認すると
今回、生徒さん達に制作してもらう
タペーストリー作品のフレームとなる木枝を
採取する係なのだそうです。
(作品イメージです。スミちゃん作)
当日、教室に参加して下さったお生徒さん達と
周辺を散策しながら、
イメージに合う木枝を拾い集め
(森林公園内ですから木枝はふんだんにあります)
適当な大きさにノコギリで加工してあげる
といった段取りを確認し
「それなら出来るかも」
と、少し安心しました。
しかしながら、あいにくの空模様で
当日は確実に雨天の予報とあって
公園を散策と言う事にはならないだろうと
係の方の機転で
先日、配管を傷めていたため伐採した
桜の木があるとのことで
会場の下のピロティスペースに
(雨のかからない場所)
集めておいて下さるとの事になりました。
雨のおかげで肩の荷がおり、
さらにホッとしました。
ちなみにピロティには
交通事故等にあってしまい
傷ついた野生の小動物たちが
保護されておりました。
本来ハクビシンは夜行性で
とても警戒心が強く
しばしば農作や生活被害を与えるとして
駆除されていた事もあり
人に馴れる事はないらしいけれど
飼育係のお姉さんには
なついている様子で
愛嬌ある顔を
振りまいておりました。
そのハクビシン君は
交通事故で失明している為
残念ながら
野生に返してあげても
自力で生息する事は
難しいらしいと言う
悲しい現実を知らされました。