『…それでも四国電力さんは
定期検査のため、運転休止していた
伊方原発3号機の運転を再開するために
新しい燃料を装てんした』との
ニュースが流れる昨今
(県知事は当分再開認めないと頑張ってる様ですが)
建築士会松山支部の研修企画行事で
このデリケートな時期だからこその
タイムリーな企画
伊方原子力発電所の施設見学に
夫婦で参加してきましたので
紹介させていただきます。
四国電力さんは、私たち市民に
『いかに安全面をアピールしてくるのか?』
興味深ですよねぇ
特に四国地域では供給電力の40%を
原子力発電に依存していると言うデーターは
情報として聞いてはいたものの
だからと言って
将来的に原子力発電の継続依存が
安易にイコールとは
考えるヒトはいない
と思いますので
どのような理屈で
直接暮らしに関わる
エネルギーと経済の問題やら
自然環境や健康についての問題を
原子力発電で解決していくつもりなのか
こちらも堂々と身分証明書を出して
身元を明らかにしている訳ですから
(目的はテロ対策らしいですが・・・)
「聞かせていただこうじゃないですか
四国電力さんの考えとやらを!」
と、意気込んで参加したものの
女性スタッフの方のモノ言いは優しく
時折ジョークを交えながら
観光旅行のバスガイドさんの様に
淡々と進行されて
『なんか拍子抜け』的な感じでしょうか。
他にも原発の現場では
プライドを持って懸命に働かれている方も
おられる事は承知しております。
だからこそ
『何か隠してるのでは?』と
何もかもを否定的に捉えるのではなく
(多少はあるかな…)
一方的な情報だけでは
到底、納得出来ない重大な問題なのだから
出来るだけいろんな方向からの情報収集や
立場の違いによる考え方に
耳を傾ける姿勢は
大事な事かなぁと思います。
それでも
納得のいく正しいジャッジは
出来ないかもしれませんが
たとえ施設見学だとしても
命に関わる問題として
我々が監視する意識を
現場で働く方々に伝える事
は意味のある事ではないでしょうか…。
何も出来ないと無関心である事よりも
ちいさな事でも
意味ある行動をすべき
との思いで参加してきました。
四国電力の担当の方も
「帰られましたら多くの方に
『こうだった』とお話下さい」
と、おっしゃられてましたので
じゃー遠慮なく
感じたままの言葉で報告いたします。
続きます・・・
ホントに必要なんでしょうか?
うちのダンナさんは今、宮城へ行ってます。
お手伝いで20日くらいで帰って来るんですけど・・・
友達の子供は福島の富岡の高校にスポーツでいきました。
でももう学校に戻ることも寮に戻ることもできません。
東大で学んでる子がいます。
友達の家族、先輩の家、失ったものが大きい友人を身近にみていたたまれなくなって私にメールしてきてくれました。
なにが出来ないかなって・・・
東北大へ行った子たちは一番にボランティアに参加したそうです。
若い力ってすごいですね。
お子さんも横浜ですよね。
きっと・・・私たち以上に身近に思いなにか行動したりするのかな?
地震が・・・原発が・・・
急ぎすぎてる今の世の中にブレーキかけて少しスローライフになってもいいかな?と思うのは年を重ねたからでしょうか・・・(^。^)