建築の現場のいろんな出来事
しばらくの間
「古民家の魅力について」の記事から
遠ざかっておりましたが、

全国31か所で一斉に始まる
厚生労働省認可財団法人職業技能振興会認定 
第6回古民家鑑定士の講習並びに試験
のお知らせをいただきましたので
このブログからも
告知させていただきます。

古民家鑑定士については財団法人職業技能振興会のHP
http://www.shokugyou-ginou.org/kominka/index.html

講習申込書はこちら
http://www.shokugyou-ginou.org/kominka/20100515press.pdf

関係機関の方々の努力の甲斐あって
古民家鑑定制度や認知度も上がつつあり、
以前よりは、受験環境も整備され
ずいぶん身近になったように思います。

古民家に興味をお持ちの、
一人でも多くの方に
古民家鑑定士へのチャレンジを
お勧めすべく、

あらためて
「古民家の魅了について」
語らせていただきます。

イサム家2(お馴染みイサム家の土間です)
前回の続き
偉大な建築家「イサムノグチ」の存在について

古民家を住環境として捉える上で
重要な要素として考えたい事が
”環境とデザイン”だと思います。

世界的なアーティスト
北鎌倉のアトリエ(魯山人の星岡窯)や
築後二百年の古民家を
わざわざ移築までした牟礼のアトリエを
住まいに選んだのには
理由があるはずなのです。

日本建築の伝統的要素の中に
世界各地で名だたる庭園を設計し
造形物を生みだしてきた
イサムノグチの美学によって
独自にデザインされた空間には
時間を超越した
洗練された魅力があります。

イサム家からは
ただの古い建物として、
やがてその役目を
終えることになったかもしれなかった古民家が
才人の感性と、
それに応える伝統の技をもった
匠の力をもってすれば、
類を見ないほどの魅力的な建物
甦らせる事が出来ることを教わりました。

古民家と言えど、モノによっては
格調高き要素までもが存在しうる、
大袈裟に言えば
ダイヤモンドの原石なのだとも言えるです。

創作活動には
自然と向き合う事の多かった
イサムノグチですが

まさに、その自然の中にあって
バランスよく存在する事が
いいデザインと言えるのでしょう。

逆に、バランスが悪い存在の事を
不自然とも言いますね。 へぇ〜へぇ〜

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メッセージ
地方都市松山の
小さなインテリアデザイン事務所と、
頑張りやの若い大工さんと、
お施主さん
の3人4脚で作り上げた、
フランスの片田舎にあるような趣を
イメージした住宅が、
ただいま、
表紙
PLUS1HOUSING 別冊ナチュラアルインテリアの家に暮らしたい
style2(主婦の友社)
に掲載されていますので、
是非ごらんになっていただけたら幸いです。



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渡邉意匠のホームページ
新設いたしました。
コチラもよろしくお願いします。
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