今日は、施工図のお手伝いの仕事の打合せで今治に行っておりました。
今治市は人口約17万人の松山の約1/3くらいの人口の都市で、最近はしまなみ海道周辺の町が統合した為、観光の街というイメージでしょうか。
以前の観光の中心だった今治城は、20万3千石の立派なお城なのですが、なぜかそれとは別に、ときおり間違えてしまう人がいるほどお城によく似たの形をした民家?があることでも有名ですね。
私には余り馴染みがなかった街なのですが、今日改めて商店街の入り口付近を眺めてみると、メインの入り口の両側が、空き地だったり空きテナントになっていたりと、一昔前だと考えられないような状況なんでしょうね。
その昔ここが街の中心だったことを裏付けるかのように、振り返るとこれまた先日閉店してしまった、今治大丸デパートがひっそりとその終焉を迎えるかのように立っているのでした。
世の中の流れには逆らえないとは思うのですが、
その街の顔とか、シンボルとか、って大事ですよね。
それ見て育ってきた子供達もいっぱいいると思うし‥。
どこの町に旅行しても、さして変わらない軽薄な商業施設に彩られた風景ばかりになってしまうと、(大袈裟に言うと)心のよりどころを失ってしまっているような気がします。
どこにでもあるような古くさーい商店街の入り口だろうと、真新しい洗練された空間だろうとかまわないんですけど、自分の住んでいた事が染み付いている、人間くささのようなものが、
人それぞれに、街のどっかに持っているようにに思うんです。
日頃は通り道くらいにしか思っていなかった見慣れた街が、ある日突然「帰ってきたー」って思える存在になる事が不思議とありますよね?
今、今治の街は、魅力ある街に生まれ変わるために底力を蓄積している時なのかもしれませんが、そこに暮らしてもいない僕にとっても、魅力ある街になってほしいなぁ‥。
頑張れ今治!焼き鳥の街 なんのこっちゃ‥
お昼に食べた今治国際ホテルの地下にある中華レストランのお昼のランチは、ボリュームもあって美味しかったです、何と言ってもフリードリンクの中にあった杏仁豆腐が絶妙で、得意先の社長と一緒にお代わりまでしていただきました。