写真は、大工さんが、一ヶ所づつノミでささくれを削っている図です。大きな職人さんが、ちまちました細かい作業をしているのを見ると、つい申し訳ない気がしてしまいます。
この現場には、R壁面を選択させていただきました。大工さん主体の建築業者さんなので、下地工事は全て大工さんによる工事になります。
壁面下地には、曲げベニアという建材が使われております。かなり曲げやすく施工性のいい材料なのですが、ビス止めによる施工が一般的なので、ビス穴廻りにささくれ等による凹凸が出来てしまいます。いくらパテ処理をするといっても、ささくれてては無理ですので、通常は削り落します。特に下地をひらってしまう繊細な仕上げ材にはかなり神経質に下地処理を必要とします。高価で手間の余りかからない材料を選択するか、手間で材料代を浮かすかは、業者さんの考え方なので、一概にどちらがいいのかは分からないのです。
壁面下地には、曲げベニアという建材が使われております。かなり曲げやすく施工性のいい材料なのですが、ビス止めによる施工が一般的なので、ビス穴廻りにささくれ等による凹凸が出来てしまいます。いくらパテ処理をするといっても、ささくれてては無理ですので、通常は削り落します。特に下地をひらってしまう繊細な仕上げ材にはかなり神経質に下地処理を必要とします。高価で手間の余りかからない材料を選択するか、手間で材料代を浮かすかは、業者さんの考え方なので、一概にどちらがいいのかは分からないのです。