いよいよ五明の家の解体が始まった、との知らせで現場に駆けつけてみると、レッカー車が据えられ作業員数名で順調に作業が行われているのを見てほっとしました。
街中だと考えられない事ですが、ネット囲いもされず、おまけに水も掛けられていないので、作業の様子がよく眺められ、参考になったかも。特にこの家は、いたる所で木組みがしっかり組まれているので、ちょっとやそっとのことでは、バラせないようになっているのですね。
陣頭指揮を執っておられるのが何を隠そう、ここの家のお施主さんです。自ら棟に上がり、レッカー車のオペレーターに指示を送っています。実は工事費用を抑える為に、解体工事は施主の自主工事になったのでした。あまりこういう話しは聞いたことがありませんが、専業農家の傍らに土木工事のアルバイトにいっていた経験が活かされた稀なｹｰｽです。
レッカーでなければとても無理な大きなうしぎ丸太の解体の様子です。ﾐｼﾐｼって音が伝わってきそうな写真です。
現場の緊張感がピークになった状態。はずみで丸太が暴れそう‥
やれやれの状態。今日はここまで、後は連休明けって、意外とペース遅くない？‥解体工事が本体工事から切り離されたとはいえ、いきなりの知らせに「予算調整どうなったの？工程は調整できてんの？」と微かな不安が脳裏をかすめましたが、着工にこぎつけれたのは悪い事じゃないので、とにかくおめでとうございます。過密スケジュールの建築現場にはあまり無い事ですけど、土木工事業者さんなんかでは、今なら人手が取れるからって、いきなり現場に職人さん送り込まれる事っていかにもありそうだなぁ‥
